大阪府阪南市のスマートヘルスシティ実現に向けた取り組みに参加~AI健康アプリ「カロママ プラス」を活用した 2型糖尿病患者向けサポートプログラムを提供~
AI健康アプリ「カロママ プラス」を活用した2型糖尿病患者向けサポートプログラムを提供!
大阪府阪南市のスマートヘルスシティ実現に向けた取り組みに参加。ICT及びPHRを活用した、「デジタル×リアル」の新しいヘルスケアサービスについて検証
株式会社リンクアンドコミュニケーション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:渡辺 敏成、以下 当社)は、大阪府阪南市のスマートヘルスシティ実現に向けた取り組みに参加します。当社のAI健康アドバイスアプリ「カロママ プラス」の活用で、糖尿病の重症化予防に向けた課題解決を目指すとともに、ICT及びPHR※1を活用した新しいヘルスケアサービスの検証を行います。
※1)PHR(Personal Health Record):パーソナルヘルスレコードの略称。個人の健康・医療・介護に関する情報のこと。
■背景
大阪府と企業、シビックテック、府内43市町村等で構成する「大阪スマートシティパートナーズフォーラム」では、市町村が抱える地域・社会課題解決に向け、7つの分野において、企業がプロジェクトコーディネーターとなり、実証・実装に向けた取り組みが進められています。
このたび「スマートヘルスシティ」のコーディネーター企業である有限責任監査法人トーマツ(本社:東京都千代田区、包括代表:國井泰成)が取り組む、阪南市を実証フィールドにしたICT及びPHRを活用した新しいヘルスケアサービスについての検証に、当社も参加することとなりました。
■当社が関与する実証実験の詳細
当社と、在宅食事療養サポートサービスを提供する株式会社はーと&はあとライフサポート(本社:京都市南区、代表:宮崎吉昭)が協力し、2型糖尿病サポートプログラムを行います。
<デジタル×リアルのサービス提供>
阪南市住民または市内勤務の2型糖尿病患者を対象に、食事や運動、睡眠等のPHRを登録するだけでアドバイスがもらえる当社のAI健康アドバイスアプリ「カロママ プラス」を活用し、生活習慣の改善を促します。また、オンラインでの栄養士との面談及びチャット支援の実施や、血糖値の管理が必要な2型糖尿病患者向けにきめ細かな栄養基準を設定したヘルシー弁当を提供するなど、デジタルサービスだけではない、スマートヘルスシティの実装を見据えた「デジタル×リアル」のサービスを提供します。
<よりパーソナライズ化された行動変容を促す施策の実施>
働く世代の市民一人一人のPHR等に基づき、①運動できそうなタイミング、②性格に合わせた推奨文言、③最適な運動内容を分析し、この3つのパーソナライズ化された提案により、健康増進への行動変容を促す「カロママ プラス」の新たな機能の効果を検証します。
■当社の今後の展望
PHRにもとづいたパーソナルなアドバイスを配信する機能をより強化し、効果的に健康行動を促すサービスを展開します。これにより、スマートシティに限らず、個人や企業従業員の健康課題を解決するサービスの普及を目指します。