株式会社リンクアンドコミュニケーション(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:渡辺 敏成、以下 リンクアンドコミュニケーション)は、健康アドバイスアプリ「カロリーママ」に新機能を追加し、2018年5月29日(火)よりアップデートすることをお知らせします。
 今回のアップデートでは、人工知能(AI)技術を活用し、写真を撮るだけで食材認識・食事の量認識を行う機能が搭載されました。本機能はリンクアンドコミュニケーションが提供する日本初の機能で、無料の個人向けアプリへは初の搭載となります。(※) 利用者の手間を省いた「写真を撮るだけで食事アドバイス」をすることを実現しました。
 昨今、スマホで食事の写真を撮ることが一般的となる中、今回の新機能では、食事写真からアプリのアルゴリズム&AIが自動で栄養および糖質量を計算し、食事診断とアドバイスを提供することが可能になりました。
 また今後はさらなる利便性の向上に向けて、スーパーやコンビニエンスストア、外食店などと連携、個人に合わせたメニュー提案も行う予定です。
※無料の個人向けヘルスケアアプリでは日本初 (当社調べ)
※リンクアンドコミュニケーションが提供する企業向けアプリ「カラダかわるNavi」が、ヘルスケアモバイルアプリとしての日本初となります (当社調べ)

1.リンクアンドコミュニケーションおよび「カロリーママ」について

 リンクアンドコミュニケーションは、全国で約9,000名を超える管理栄養士・栄養士のネットワークをもと に、「専門家が身近にいて健康をサポートする世界」の実現を目指すヘルステックベンチャーとして、食を中心とした健康アドバイス事業、健康情報の発信事業に取り組んでいます。また管理栄養士などの専門家からのアドバイスを、アルゴリズム&AIにて提供する健康アドバイスアプリを提供しています。
 「カロリーママ」は、毎日の食事や運動、体重などの記録に、管理栄養士がすぐにアドバイスをする、ダイエットや健康管理を考えている方向けの無料の健康アドバイスアプリです。
 「カロリーママ」では、アプリに食事を記録すると独自のアルゴリズム&AIにより、カロリー計算、栄養バランスの評価を始め、食事の改善点や次の食事の提案まで、約3,000万通り以上のアドバイス がリアルタイムで自動提供されます。また、スマホ内蔵の歩数計(iOS/Android)とデータ連携することで運動量も自動的に取り込むことが出来ます。

■利用料 無料
■OS iOS/Androidに対応

2.「カロリーママ」の新機能について

 今回のアップデートでは、リンクアンドコミュニケーションによる日本初の機能を活用、また人工知能(AI)を活用することで、より手軽に精度の高い食事データを収集できるようになりました。
 昨今スマホでの食事写真の撮影は一般的になっていますが、食事写真をライフログとしても取り込むことで日々の健康管理生活に役立てる、新しいライフスタイルをご提案します。

①「写真を撮るだけで食事アドバイス」
 今回のアップデートにより、AI画像認識により、食事の写真を撮るだけでメニューや食材、食事の量を自動認識してアドバイスを提供する「写真を撮るだけでアドバイス」を実現しました。 本機能は、いずれもリンクアンドコミュニケ-ションによる日本初の技術A)食材の自動認識、B)食事量の自動認識、C)画像に対する自動アドバイスの、3つの機能を組み合わせる形で実現しました。 A)食材の自動認識、B)食事量の自動認識についてはソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社との共同開発により実現、C)画像に対する自動アドバイスに関しては当社独自開発の機能となります。
 また、今回のアップデートに伴い、糖質量もAIにより画像から認識できるようになりました。糖質制限ブームにより、糖質を気にされる方が増える中、写真を撮るだけで糖質量を認識できることで、手軽で継続可能な糖質管理を実現しました。

<「写真を撮るだけで食事アドバイス」の利用イメージ>
<「写真を撮るだけで食事アドバイス」の新・技術>

②飲み会やお弁当、バイキング型の食事など、今まで記録が大変だった食事も自動認識・自動アドバイス
 品数が多くて記録が難しかったお弁当やバイキング型の食事や、順番に料理が出てくる飲み会などの場合も、食事の自動認識機能で登録がとても便利になりました。

【飲み会の場合】
 順番に出てくる料理を撮り、どれくらい食べたか?を記録すれば、一括登録することができます

<出てくる順番に写真を撮ります>

<どれくらい食べたかを記録すると、すぐにアドバイスが提供されます>

【お弁当・バイキング型の場合】
 品数が多いお弁当メニューも、一気に自動認識してくれるので、とても簡単です。

3.今後のアップデート予定について

今後もさらなるユーザ満足度向上のため、アップデートを予定しています。
①嗜好性を学習するAI機能を追加搭載し、様々なアドバイスを提供
 個人の食事・運動の嗜好性をAIが学習することで、よりパーソナルな食事・運動メニューの提案アドバイスを実現します。また「健康的な献立提案」、「お買い物アドバイス」など、今後アドバイス領域を拡大します。
②流通・外食企業と連携したメニュー提案
 スーパーやコンビニエンスストア、外食店等と連携することで、メニュー提案、お買いものアドバイスを実現します。
③ダイエットから、健康全体をサポートするアプリへ拡大
 現在のダイエットアドバイスだけではなく、個人の目的に合わせた健康管理や食事管理を実施できるアプリへと、アドバイスプログラムを拡大していきます。