機能強化に伴いアプリを統合~PHR管理から健康サービスまで一気通貫で提供開始~
AI健康アプリ「カロママ プラス」、新コンセプト「健康サポーター」と新機能「パーソナル提案」を追加。
スマートシティ導入2つ目の事例、吹田SSTでは本日より利用開始!
株式会社リンクアンドコミュニケーション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:渡辺 敏成、以下 当社)は、AI健康アプリ「カロママ プラス」に新コンセプト「健康サポーター」機能と、ユーザーの健康目的に合わせて食事や食材を提案する新機能「パーソナル提案」を追加します。また、今回の機能強化に伴い、個人向け無料アプリ「カロママ」は「カロママ プラス」に統合し、機能を移植します。
開発の背景
当社は、食事、運動、睡眠など個人のライフログを、健康診断結果やお薬情報などの健康情報、購買履歴などの生活情報と連携し、PHR(パーソナルヘルスレコード)として個人が活用することが、一人一人の健康の実現、そして自然に健康になる社会の実現のために不可欠であると考えています。しかし健康情報や生活情報は様々なデータで構成されるため、個人ではなく各所で管理されています。
昨今、新型コロナウイルス禍で新しい生活様式が定着、健康への関心が一層高まるなかで、健康情報や生活情報をPHRとして個人で管理し、健康に役立てたいという声が年々高まっています。
一方で個人の管理するPHRを健康施策で有効活用したいという要望も、多くの企業や自治体から寄せられています。
そこで当社では、各所に分散された健康情報や生活情報とライフログを連携し、PHRとして個人が管理しつつ、様々な企業や自治体が活用できるプラットフォーム機能の開発が必要であると考えました。
新コンセプト「健康サポーター」
企業や業種の垣根を越え、ユーザー一人一人に合わせた健康サポートをアプリ上で実現
ユーザーが生活場面で、リアルに接点がある店舗や場所・機関を、ユーザーの健康を応援する「健康サポーター」と位置付けました。企業・健康保険組合やコンビニエンスストア・スーパーマーケット、ドラッグストアなどの小売店、外食店、スポーツクラブや医療機関、自治体などが該当します。
ユーザーは、アプリ上で健康サポーターをフォローすることで、様々な健康アドバイスや情報を受け取ることができます。また健康サポーターが取得している健診結果(所属勤務先)、購買履歴(小売店など)などともPHRとして連携することが可能になります。
また、健康サポーターからは、献立提案・健康コラムなどの情報や、クーポンなどのプロモーション情報の配信ができるため、アプリを通じてお客様や会員に、健康をテーマにしたコミュニケーションを活発に行うことができます。
その上で「カロママ プラス」では、パーソナルAIコーチ「カロママ」が、PHRをもとにアドバイスを提供、健康サポーターからの情報も活用できるようナビゲートしていきます。
▼「健康サポーター」ご紹介動画は、Link&CommunicationのYouTubeチャンネルにてご覧になれます
「カロママ プラス」Concept movie ~Full version~
新機能「パーソナル提案」
パーソナルアドバイスがさらに進化、行動変容のための具体的な食事メニュー/食材を提案
「パーソナル提案」は、ユーザーの栄養バランスや運動状況、消費・摂取カロリーに合わせて、食事メニューや食材が提案される機能です。継続してライフログを入力することで、ユーザー一人一人の志向に合わせた精度の高い提案になります。
健康サポーターをフォローしている場合は、健康サポーターからメニュー提案が届きます。リアルな店舗と連動した提案を行うことで、ユーザーは、アプリ内に届くアドバイスをより実践しやすく、健康になるための行動変容を起こしやすくなります。
今回の「健康サポーター」「パーソナル提案」のメリット
①企業/健康保険組合:他の健康サポーターと共に従業員の生活場面での健康を応援、健康経営をより推進できます。
これまで6,000以上の企業/健康保険組合とその従業員が、「カロママ プラス」を健康経営推進の施策として活用してきました。従業員が、所属する企業/団体とは別の健康サポーターと繋がることで、リモートワーク時代の生活場面の中で、各健康サポーターが実施する健康イベントなどにも参加ができるようになり、一層、従業員の健康管理/健康増進が進んでいきます。
②スーパーマーケット/コンビニ等の小売店や外食店:効果検証可能なプロモーションが実施できます。
健康サポーターとしてユーザーにフォローしてもらうことで、ユーザーの生活習慣に合わせた食事メニューや食材、運動メニューなどをパーソナルに提案し、プロモーションすることが可能です。
また健康サポーターとしてユーザーと繋がることで、販売履歴などの販売情報と連携し、ユーザーの生活習慣(食事・運動・睡眠等)を販売/購買と関連づけて把握することができます。
③自治体/スマートシティ:住民へ様々な健康施策が展開できます。
住民に「健康サポーター」としてフォローしてもらうことで、様々な健康施策の展開が可能です。
位置情報等をふまえて住民にアピールできるため、参加率の向上が図れます。また、住民への情報配信もアプリ上でできることから、広報活動にも活用できます。
④スポーツクラブ:会員とのコミュニケーション・健康増進施策が強化できます。
ライフログ/PHRをもとに、会員様の意向や目的に沿った運動サポ―トが可能です。
運動に関するコラムやコンテンツを配信したり、キャンペーンを開催することで、会員様とのコミュニケーションを活性化させることができます。
⑤診療所/調剤薬局:ライフログ/PHRを収集することで、生活習慣の改善フォローが可能です 。
診察時に患者様のライフログ/PHRから生活習慣の把握ができることから、より患者様に寄り添った、適切なアドバイスや処方を行うことが可能になります。
「健康サポーター」参画企業 ※順不同
今後、続々と増える予定です。
アプリ統合の詳細
2022年5月18日(水)に「カロママ プラス」のバージョンアップを実施します。アプリの最新バージョンをダウンロードしていただくと、新コンセプト「健康サポーター」や「パーソナル提案」をご利用いただくことができます。
現在「カロママ」をご利用の方は、移行期間内に「カロママ プラス」のアプリを新規にダウンロードしていただき、情報の引継ぎを行っていただく必要がございます。
▼「カロママ」ユーザーの方の詳しい移行方法は、「カロママ プラス」公式サイトでご覧になれます。
▼「カロママ」ユーザーの「カロママ プラス」への移行期間
2022年5月18日(水)~12月末予定
「カロママ プラス」のSuitaサスティナブル・スマートタウン(Suita SST)への導入について
本日よりSuita SSTにて住民の方々が「カロママ プラス」の利用を開始します。健康スマートタウンを掲げるSuita SSTの中で、当社のカロママプラスWellness領域において採用されています。「カロママ プラス」上での運動提案や、Suita SST内の医療モールの医療従事者が、「カロママ プラス」に集約した住民の食事・運動・睡眠などのライフログを見ながら、診療や生活習慣病の指導などを行います。
▼詳しくはこちらのリリースをご確認ください。
プレスリリース「AI健康アプリ「カロママ プラス」がSuita SSTに導入開始」